日本船籍のクルーズ船による
国内クルーズを除いて、
クルーズに参加する場合は
パスポートは必要です。
「海外船だけど日本発着のクルーズ
なのに、なぜパスポートがいるの?」
と思うかもしれませんが、
海外のクルーズ船が日本発着
クルーズを行う場合、必ず一箇所は
外国に寄港するというルールがある
のでパスポートは必要です。
寄港地は日本から近い
韓国や台湾、
ロシアのサハリンや
ウラジオストクなどによく寄港します。
「船が寄港しても自分が下船
しなければパスポートはいらない
のでは?」
そう思うのも無理はありませんが、
下船するしないにかかわらず、
パスポートは必要です。
なぜならクルーズ船に乗っている
乗客だけでなく、クルーも含めて
全員分まとめての出入国手続きが必要だからです。
日本を出る際にまとめて出国手続き
を行い、寄港地でも入国&出国
手続きをまとめて行います。
そして日本に戻ってきた際にも
もちろん入国手続きをまとめて
行うので、誰が下船するかしないか
いちいちチェックする余裕はありません。
また、そもそも外国寄港を含む
クルーズ参加を申し込む時点で
パスポートの番号や有効期限を
確認されますし、
その時点で持っていなければ
いつまでに取得できるのかを
たずねられ、取得したら報告が必要です。
もしも乗船当日にパスポートを
持っていかなかったとしたら、
乗船手続きができなくなり
当日キャンセルを強いられます。
先に支払った金額はずべて没収と
なりますのでもったいない話に
なってしまいます。
面倒かもしれませんが、外国寄港を
行うクルーズに参加する場合は必ず
パスポートも取得し、持参しましょう!