【おひとりさまも大歓迎!】
クルーズ船の乗客というと熟年のご夫婦というイメージ。最近の大型カジュアル船では、子連れのファミリーも多いです。
でも、実はおひとりさまの乗客も結構いらっしゃるんです!
たとえば日本船の飛鳥Ⅱの公式サイトをご覧下さい。選ばれる理由というページにちゃんと「おひとりの旅にも」という項目があります。
おひとりさまの乗船は大歓迎ということですから、安心してご参加下さい(^^)
複数で乗船すると行動も相手に合わせなければいけませんね。
でも一人ならのんびり過ごしたい時は客室やラウンジ、交流したくなったら毎日開催されている講座やイベントに参加することで、自分の望むままに船上生活を送ることができます。
夕食もスタッフに依頼すればいろんな方と相席できるテーブルをあてがってもらえたりするので、毎日新しい出会いがありますよ。
寄港地観光でも一緒に行動する方々と共通体験を通して打ち解けられますし、ガイドさんとコンビを組むのもいいかもです。
特に日本一周などのロングクルーズに参加しているうちに、じっくりと時間をかけて自分と趣味思考が合う最高の友人ができるかもしれません。
また、同じ乗客同士だけではなく、船のクルーとも親しく言葉を交わして楽しく過ごす方も少なくありません。
リピーターとして乗船した際に、なじみとなったクルーと再会できるのも嬉しいものですよ。
【一人部屋のあるクルーズ船も!】
クルーズ船の客室は基本的に2人部屋なのですが、一人で使用する場合は120%~200%の追加料金を支払えば一人でも利用できます。
とはいえ、かなり割高になってしまいますよね。
でも、船によっては一人部屋が用意されているものもあるんです!
ノルウェージャン・クルーズラインの船がそうです。
ストゥーデイオという名称の客室はゆったりめのベッドがひとつのシングルルーム。
しかも同じ一人客専用のラウンジもあるので、一人客同士が交流を深めるスペースとして活用できるんです。
コスタクルーズでもシングルルームを内側・海側に用意しています。
この二つの船会社は主にカジュアルクラスですが、プレミアムクラスで英国に拠点を置くサガ・クルーズの船は45歳以上の方限定でシングルルームを用意しています。
また、同じくプレミアム船のカンパニー・デュ・ポナンはツインルームのシングル利用を110%からという設定ですのでお得ですね。
人見知りしない方には相部屋のパートナーを募るという方法もあります。
地球の歩き方の公式サイトでは旅仲間募集の掲示板がありますし、IACEトラベルのクルーズ事業部ではクルーズパートナー事務局を設けて、クルーズパートナーを探す手伝いをしてくれます。
予算を抑えたい方にはこうした方法もおすすめですね。
【ひとりだと船上生活はどんな感じ?】
クルーズ船の旅は様々なエンターテイメントが用意されているので、ひとりでも退屈しません。
さらにイベントに参加すれば他の乗客と交流もしやすいですよ。
まず乗船してからは船内をじっくり見学して回りましょう。
出港の際にはデッキでセレモニーが行われるので、埠頭での演奏を聞き入ったり、色とりどりの出港テープを船から投げたりと船出の気分を高めて楽しめます。
ディナーは多人数の席を希望すれば他の乗客と語らいながら食べることができますし、ひとりでゆったりと味わうのもOK。
朝食・昼食はビュッフェレストランで好きなものを好きな席で食べていいし、ルームサービスを頼んでお部屋でのんびりしてもいいですね。
日中はカルチャー教室やダンスレッスンなど参加自由なプログラムがたくさんあります。
シアターで映画やショーを観るのもおすすめです。
大型のカジュアル船だとアミューズメントパークのような施設があるので、ロッククライミングをしたり船上サーフィンをしたり、楽しみながら運動もできますよ。
ノルウェージャンクルーズラインなら一人客専用のラウンジもあるので、そこに行けば同じ一人客と話もできて、友達を作りやすくなりますね。
それをきっかけに一緒に船内のパーティやイベントに参加したり、寄港地観光も一緒に行けばお互い写真撮影もしあえるので、いい思い出にもなりますよ。