目次
客船の大きさ・規模ランキング!
【TOP3はほぼ同じ大きさ?!】

1912年、かの有名なタイタニック号がデビューした際、世間は「世界最大の豪華客船!」と大騒ぎしましたが、その大きさは4万6328トンでした。
そして時は流れ、2018年現在。世界最大の客船ランキング第1位の大きさは、はたしてどのくらいなのでしょうか?
★第1位 22万8000トン シンフォニー・オブ・ザ・シーズ★
この春にデビューしたばかりの新造船で、なんとタイタニックの約5倍もの大きさなのです!すごいですね!
全長362m、サッカーコートにして3面分よりも大きく、全高65mと20階建てのタワーマンションとほぼ同じ高さという大スケール。
乗客も5,500人強も乗せる事ができるんです。
この船はロイヤルカリビアン・インターナショナルのオアシスクラスの4隻目なのですが、驚くことに他の3隻もほぼ同じ大きさなのです。
2位のハーモニー・オブ・ザ・シーズが22万6,963トン、アリュール・オブ・ザ・シーズとオアシス・オブ・ザ・シーズは同じ22万5,282トンなのでダブル3位。
次のMSCメラビリアが17万1,598トンなので、5万トン以上差が開いているほどのTOP3は超大型船ぞろいということですね。
しかもこのシンフォニー・オブ・ザ・シーズは、他のオアシスクラス3隻の乗客からの意見をもとにガラス張り天井の大人専用プールエリアを設け、
大人も子供も楽しめるファミリースイートルームなど新しい施設も備わっているので、ぜひとも乗船してみたい新造船となっています。
【画期的な施設の船も!】

5位にランクインしたのはMSCクルーズのMSCメラビリア。
イタリア語で「不思議・驚嘆」を意味するその名の通り、17万1598トンの大きさとまばゆいほどのきらめきに満ちた船内の雰囲気には圧倒されるばかりです。
96mにも及ぶ洋上最長のプロムナードの天井はLEDスクリーンになっていて、システィーナ礼拝堂のミケランジェロによる天井画をはじめ、満天の星や季節の風景など様々な移り変わりを見せて乗客を魅了します。
鏡面とスワロフスキーに飾られたアトリウムでは生演奏も行われ、食事も楽しめるラウンジではシルク・ドゥ・ソレイユのオリジナルショーも観ることが出来ます。
イータリーのリストランテをはじめ、食も充実しているので驚きと喜びを実感できる船といえるでしょう。
なお、2019年以降には姉妹船もデビュー予定だそうで、こちらも楽しみですね♪
6位はオベーション・オブ・ザ・シーズとアンセム・オブ・ザ・シーズ、クァンタム・オブ・ザ・シーズの3隻共に16万8666トン。
ほぼロイヤルカリビアンがTOP10独占状態かと思いきや、9位に食い込んだのが
ノルウェージャン・クルーズラインのノルウェージャン・ジョイ、
16万8,666トンと10位のノルウェージャン・ブリス16万8,028トンの2隻です!

フリースタイルクルージングをテーマに食の多彩さ、選択肢の自由さ、船上初のレーストラックなど画期的なサービス満載なこの船たちも見逃せませんね。
【最大級の船のメリット・デメリットは?】
「大きいことはいいことだ」というフレーズは昔のチョコレートのCMソングでしたが、クルーズ客船が大きいことでどんなメリットがあるのかをご紹介しましょう!
・揺れないので船酔いしにくい
小型の船だと大きな波がきたら揺れの影響を受けたり、それこそボートだとすぐ転覆してしまいますよね。
でも大型船だと安定するので波の影響を受けにくいですし、実際に乗船した人からも
「普段は船酔いするのに平気だった」
「まったく揺れないので海の上にいることを忘れるくらい」
という声が挙がっています。
・施設が豊富
ロイヤルカリビアンの船はロッククライミングウォールやジップライン、アクアシアターなどアミューズメント施設が多いので有名ですが、それも大型船ならでは。
ノルウェージャンクルーズのレースサーキットなども小型船では考えられない施設ですよね。
・乗船できる客数が多いので薄利多売で価格が安くなる
では、デメリットとはどんなところなのでしょう?
・船内が広くて移動が大変
エレベーターも満員だったりで不自由したという声も。
・乗下船に時間がかかる
4~5千人ものお客さんが乗り降りするので、数時間もかかることもあります!
・寄港できる港が限られる
入り江や島巡りなども無理なことがあります。
有名なパナマ運河も10万トン以上の船は通行できません。
メリットデメリットも踏まえたうえで船選びをしたいものですね。
美味しいグルメ客船ランキング!
【“食通の船”はこの船!】

クルーズの船旅で最も大きな楽しみといえる「食事」。
料理が美味しい船を選びたいのは誰もが同じだと思います。
そこで口コミや業界関係者の批評などをもとに「美味しい客船」ランキングをしてみました。
注目の1位はフランスのポナン社。
ロストラルやル・ソレアルなど1万トン強の小型船で、ほぼ毎年日本発着・寄港クルーズを実施しているのでご存知の方も多いでしょう。
2018年からは阪急交通社が単独で南極チャータークルーズも開始しています。
ポナンの船ではミシュラン取得レストランのシェフを招聘してギャレイを任せているので、朝昼晩と極上の料理をまるで自宅でくつろいでいるかのような雰囲気と共に味わうことが出来るのです。
クルーズファンの間では「ガストロノミック・シップ(食通の船)」という名で親しまれているのも納得ですね。
ポナンと同じくらい評価が高いのはオーシャニア・クルーズ。
なかでもノーティカは2013年から毎年神戸港に入港しているので、船内見学された方も多いのではないでしょうか。
この船は元フランス大統領のプライベートシェフ、ジャック・ペパン氏が監修したハイクォリティーな料理を楽しむことが出来ます。
しかもマスター・シェフと一緒に寄港地の市場で食材を調達して、船上の料理教室で一緒に調理して食べることもできるイベントもあり、食通にとっては堪えられない船旅を楽しめるのです♪
【日本の“美食の船”は?】

美味しい客船は外国船だけではありません。
いえ、むしろ日本人の舌にあった料理なら当然日本船から選ばれるべきですよね。
というわけで第1位は商船三井客船のにっぽん丸です!
この船は「美食の船」と称されるほど料理が美味しく、またその盛り付けも芸術的といえるほど美しいので、料理目当てでリピート乗船する人が後を絶ちません。
さらに芸術・文化をテーマにしたクルーズもよく催行しており、オペラクルーズや芸術祭とのコラボクルーズではそのテーマに沿った創作料理が出て、それがまた美しく美味しすぎるのです♪
ゴッホのひまわりやモネの睡蓮を表現した料理や、椿姫をモチーフにした料理などは食べるのがもったいないくらいですよ。

もう1隻、日本の客船で独特な料理を提供している船をご紹介しましょう。
それはせとうちクルーズのガンツウです。
2017年にデビューしたこの船は「せとうちの海に浮かぶ、ちいさな宿」がコンセプトで、外観もまるで和風旅館が海の上に浮かんでいるみたいです。
メインダイニングは東京原宿の老舗割烹「重よし」、寿司は兵庫県「淡路島 亙(のぶ)」、和菓子は奈良県「樫舎(かしや)」が監修しており、
地元瀬戸内産の食材を乗客の好みに合わせた調理法で提供してくれるのです。
炭火焼や刺身、天ぷらなど様々な調理を選ぶことが出来ますよ。
【様々なグルメランキングは?】

最近では10以上ものレストランやカフェ、バーなどを備えている大型船が増えてきました。
アジア初のプレミアムライン、ドリームクルーズのゲンティン・ドリームでは26ヶ所ものレストラン&バーがありますし、
姉妹ブランドのスター・クルーズのスーパースター・ヴァーゴもアジア料理を中心に日本人好みの料理を多種揃えています。
日本人に好まれるといえば、パスタやピザといったイタリア料理も忘れてはいけません。
洋上のイタリアをコンセプトにしたコスタ・クルーズのコスタネオロマンチカでは船上にいながら石窯で焼いた本場イタリアのピザを食べることが出来ますし、
80種類ものワインとチーズを味わえるヴェローナ ワイン&チーズバーもあります。
同じくイタリア色の強いMSCクルーズもイータリーのスペシャルレストランをはじめ、地中海料理が美味しいと評価が高いですね。
新造船のMSCメラビリアのメインダイニングは3つもあり、ワインの品揃えもすごいですよ。
ノルウェージャン・クルーズラインのノルウェージャン・ブレイクアウェイなどは21ヶ所ものレストランがありますし、
さらにノルウェージャン・エピックではサーカスを見ながら食事が出来るシュピーゲル・テントもあって、食べるだけでなく観る楽しみもプラスされるんです。
この他にも各船のB級グルメランキングなど、食についてはいろんな声が乗船記ブログなどでも話題になっていますよ!
日本人に人気の客船ランキング No.1は?
【第1位はやっぱりこの船!】

日本船も外国船も素晴らしい船が多々ある中で、数十年にわたってファンの心をがっしりとつかみ続けている船があります。
そう、それは郵船クルーズの飛鳥Ⅱ!
クルーズファンの人気投票クルーズシップ・オブ・ザ・イヤーでなんと26年連続で1位を独占しているのですから、絶対王者といえるでしょう。
5万トンという日本船の中で最大の大きさ。
日本船の特徴である大浴場も湯船の前はすべて大きな窓で視界がよく、浴槽も3段の階段でゆったりと登って入れるようになっていたりと配慮に満ちています。
船内も高級感があり品のよい雰囲気で、憧れの豪華客船のイメージを体現していますね。
しかし飛鳥Ⅱの最大の魅力は、そうした施設以上にスタッフの丁寧でマナーのよい接客応対です。
常に乗客に心を配り目と耳と心を傾けて、乗客からの質問や依頼には迅速に細やかに対応し、乗客からは「いつ乗っても完璧」とまで評されるホスピタリティあふれる姿勢。
これこそが飛鳥Ⅱが不動の1位をキープしている理由なのでしょう。
もちろん他の日本船もそれぞれ素晴らしい魅力があります。
2位のにっぽん丸は小型船の良さを生かした航路やオリジナリティあふれるテーマクルーズを行い、「美食の船」と称されるほどの料理の美味しさはダントツでしょう。
フレンドリーさを前面に出してクルーズの楽しさを味わわせてくれる3位のぱしふぃっくびいなすや、
瀬戸内に浮かぶ高級旅館というコンセプトで他にない魅力を確立した4位のガンツウも、今後目が離せませんね。
【外国船でもこの配慮!】

日本でのクルーズ人気が高まるに連れて外国船もいろんな船が日本に寄港したり、日本発着クルーズを催行することが増えてきました。
なかでもプリンセス・クルーズは2013年から日本発着を開始し、翌年からはダイヤモンド・プリンセスが毎年日本発着クルーズを行って、ほぼ年間を通して乗船可能なほどになっています。
日本人乗客への配慮も群を抜いており、日本語対応スタッフも100人体制を取り、船内アナウンスや船内新聞、メニューなどすべて日本語対応をしてくれます。
お風呂好きな日本人のために洋上最大級の展望大浴場を設けました。
和食も充実していて朝から和定食が食べられたり、麺類も豊富です。
客室にもポットやお茶のセット、スリッパを用意してくれるなど外国船に乗っていることを忘れそうなほどのサービスです。
さすがは外国船人気No.1ですね。
それでいて「さすがは外国の豪華客船!」と思わせる豪華なパーティや、英国風を感じさせるパブランチ、アフタヌーンティータイムにシガーバーなども雰囲気抜群ですよ。

日本人への対応といえば、クリスタル・クルーズへの賞賛が高く、オールインクルーシブのラグジュアリー船という敷居の高さがあっても「それでもクリスタルの船がいい!」というファンの声が多いです。
その理由はもともと日本郵船によって設立された高級クルーズ会社であり、ゲンティングループ傘下となった現在もその名残から、
日本人スタッフが必ず乗船&日本語対応、多彩な日本食にバスローブ&浴衣を用意など、日本流のおもてなしを貫いていることが大きいですね。
【いつかは乗りたい夢の船!】

クルーズファンの憧れの船第1位はやっぱり“女王船”キュナードラインのクイーン・エリザベスでしょう。
豪華客船の代名詞で日本だけでなく世界中から「いつかは乗りたい夢の船」との人気を誇っています。
古き良き時代の伝統を守り、格調高いホスピタリティーに満ちたサービスは、他と比較することさえ許しません。
アフタヌーンティーも味わえるダンスホールとボックス席のあるシアターは王族・貴族にふさわしい雰囲気を楽しめて、他の船会社には真似のできないものですね。
優雅で気品高く、それでいて自宅のようにくつろげる落ち着きがあるシルバーシー・クルーズも女王船に次いで高い支持を得ています。
シルバー・ミューズも日本発着を行っているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
丁寧かつ細やかな気遣いをしてくれるスタッフの姿勢は自然と乗客に伝わって、乗客のほうも節度を持って互いに理解と気持ちを込めあった交流が出来るのもこの船ならではのものです。
もちろん食事に関しても、洋上唯一のルレ・エ・シャトー(世界中の高級ホテルや一流レストランが加盟する厳しい審査をクリアした施設のみの協会)が監修する本格フランス料理をはじめとした極上の味を堪能できます。
もうひとつ、クルーズファンの「こんな船があるのか!」という驚きと憧れを集めている船が何と日本船のなかに。
2017年にデビューしたせとうちクルーズのガンツウは正真正銘のラグジュアリー船で、瀬戸内の美しい景色と木材を多用した上質で心地良い空間がたまらない船です。
1室を2名利用の場合40万円~100万円という価格設定ですが、なおのこと追い求めたい夢の船となっていますね。
楽しめる客船ランキング!
【船上とは思えない施設!】

「世界最大のアミューズメント客船」「洋上の巨大テーマパーク」
これらのキャッチコピーはシンフォニー・オブ・ザ・シーズなどロイヤル・カリビアン・インターナショナルの超大型客船クラスに付けられたもの。
単なる宣伝文句ではないことは、米国のトラベル・ウィークリー誌の読者投票“リーダーズ・チョイス・アワード2017”でベストエンターテイメントとベストアクティビティに選ばれたことでもおわかりでしょう。
正真正銘のNo.1アミューズメントシップですね。
他船にない斬新な施設を次々に発表し、超大型船ならではの広さや高さを生かしたアクティビティで大人から子供までの冒険心をがっちりとつかみつづけています。
10デッキ分の高さから急降下するスライダー、9デッキ分の高さを一気に滑降するジップラインは悲鳴と歓喜の声にあふれています。
海上90mの高さから360度の景色が堪能できるカプセル型展望施設に洋上初となるスカイダイビング・シミュレーター、船上サーフィンが出来るフローライダーなど、安全確保の上で楽しめるアクティビティの数々は大人気。
船内も7つの街が広がる洋上都市というコンセプトで作られており、季節の花々が咲き誇る広々とした公園もあります。
ショッピングにカフェが楽しめるアーケードではキャラクターによるパレードも行われるなど、退屈してるヒマがないほど充実した船上生活を過ごす事が出来るのです♪
【食事を楽しむならこの船!】
クルーズと言えば「食べ放題」というイメージが強いですね。
メインダイニングだけで決められたフルコースを頂くのもいいですが、せっかくだからいろんなものを食べたい。
時にはちょっと料金をプラスしてでも、普段食べられないものを違った雰囲気の中で食べてみたい…それはクルーズならではの大きな楽しみです。
そんなあなたにおすすめなのが、ノルウェージャン・クルーズラインです。
たとえばノルウェージャン・ジュエルであれば無料で食べられるレストランが8ヶ所もあるので、料金を気にせずいろんなレストランで伝統食から現代的アレンジ料理まで食べまくることができます。
有料レストランも7ヵ所あるのでさらに選択肢が増えますよ。
中華料理・インド料理・東南アジア・イタリアン・日本料理など多岐にわたって食べ歩きたい方は、スタークルーズのスーパースター・ヴァーゴはいかがでしょう。

プールサイドでバーベキューも楽しめますよ。姉妹ブランドのドリームクルーズも西洋料理とアジア料理、中国料理が充実しています。
ゲンティンドリームではオーストラリアの有名シェフによるビストロbyマーク・ベストや、中国名物の火鍋料理。
寿司や鉄板焼きが味わえる日本食レストラン・ウミウマまであるので、特に日本人には喜ばれる料理の品揃えといえるでしょう。
【踊って笑って楽しめる船!】
「mangiare(マンジャーレ:食べて)cantare(カンターレ:歌って)amare(アマーレ:恋をする)」
この言葉はイタリア人の人生を謳歌する姿勢がよく表されていますが、まさにそれを体現しているのがイタリアのコスタクルーズの船です。
船内に一歩足を踏み入れると、あちらこちらから生演奏の音楽や歌声が聞こえてきます。

さらにはプールデッキ、ラウンジなどでもダンスタイムが繰り広げられているので、プロのショーダンサーも乗客もスタッフも皆で楽しく盛り上がることが出来ます。
そしてイタリアと言えばワイン、チーズ、シーフードにパスタやピッツァ、ジェラートといったグルメがたまりません。
好きなだけ音楽に酔い、美味しいものに酔うときめきの時間が続くのはまさに恋のようなものですね。
乗船している間は毎晩のようにパーティが行われ、レストランのウェイターも踊りだすイタリアン・ナイト、
ベニスのカーニバルのように仮面をつけたり仮装したりして楽しむカーニバル・ナイト、
白いものを身に着けて参加するホワイト・ナイトに船長主催のガラ・パーティ、
日本発着クルーズの際は浴衣を着て楽しむ縁日パーティもありますよ。
陽気で気さくな接客応対に、上品でロマンチックなワンランク上の船・コスタネオロマンチカの雰囲気もプラスして満足度の高いクルーズを提供してくれるのです。
2019年も夏から秋にかけて日本発着を多数催行してくれるので、ぜひ貴方も体験されてみてはいかがでしょうか。
子供に人気の客船ランキング 第1位は?
【夢と魔法の国の船!】

子供が喜ぶ(子供の心を持った大人も喜ぶ)クルーズ客船第1位といえば、やっぱりこの船でしょう。
そう、ディズニー・クルーズラインです!
カリブ海を中心に航行しているディズニー・クルーズラインはミッキーマウスをはじめとしたディズニーのスターキャラクターが一緒に乗船してくれるんです!
ロビーやレストランで触れ合うことが出来るし、ファインディング・ニモがテーマになったスプラッシュエリアにミッキーの顔がデザインされたプール、
いろんなディズニー映画の名場面が壁画になっていたりで、船内を歩くだけで感激の嵐です。
かくれミッキーもいるので探すのが楽しいですよ♪

レストランメニューもキャラクターやストーリーにちなんだものが多く、盛り付けも美しくお味もとっても美味しいので感動が深まりますね。
船内にはキャプテンミッキーやプリンセスに変身出来るコスプレメイクルームもあったり、
子供を預けることが出来るオセアニア・クラブにはトイ・ストーリーのアンディのお部屋やティンカーベルの部屋などもあり、
キャラクターが来て一緒に遊んでくれたりするので子供たちは大喜びです。
それにディズニーのプライベート・アイランドであるキャスタウェイ・ケイに行くクルーズでは、この島でしか買えない限定グッズがあります。
そしてこの島に行けるのはディズニークルーズの船だけなので、特別感が半端ないですよ!
【アミューズメント満載の船!】

「海の上のテーマパーク」といえばロイヤル・カリビアン・インターナショナルの船ですね♪
現在、世界最大の客船である新造船シンフォニー・オブ・ザ・シーズを例に挙げれば、
アルティメットファミリースイートルームという、2階建てて上のフロアから滑り台で降りてくることが出来る部屋が新設され、
ハンモックやエアホッケーゲームまで設置されているんです。
不思議の国のアリスの世界をモチーフに作られたレストランも興味津々ですし、もちろんロッククライミングウォールやジップライン、
船上サーフィンのフローライダーにアイススケートリンク、アクアシアターなど体験しても観るだけでも大満足な施設が満載です!
「船の上とは思えない」という点ではこの船も見逃せません!
ノルウェージャン・クルーズラインのノルウェージャン・ジョイ、そしてノルウェージャン・ブリスに設けられているレーストラックです。

フェラーリの全面協力によって提供されたこのサーキットでは、エレクトリックゴーカートでヘアピンカーブを走る抜けるなど、スリリングなレースを堪能出来ますよ。
キッズルームでもサーカス教室でピエロになったり、ピザ作りをしたり、洋上オリンピックを開催してメダルを争ったりと、楽しいプログラムに参加することが出来ます。
【子供料金が無料になる船!】
子供に人気というだけではなく、大人にも人気の船と言えるかも?というのは、大人2人と同室の場合、子供は乗船料金が無料になる船があるんです!
それはイタリアの船会社、MSCクルーズとコスタクルーズの船たちです。
MSCは12歳未満の子供、コスタクルーズは13歳未満の子供がそれぞれクルーズ料金が無料になります。これはありがたいですね!
どちらの船会社もイタリア独特の陽気さ&気さくさがあるので、子供さんもくったくなくスタッフのノリについていけて楽しく盛り上がれます♪

そしてイタリアといえば、言わずと知れたピッツァやパスタなど子供が大好きな料理なので、食文化の違いに戸惑うことなく船上生活を送りやすいのもポイントですね。
コスタクルーズでは毎晩のようにテーマを決めてパーティがありますし、子供用にも宝探しや海賊ごっこなど趣向を凝らしたイベントを行います。
大人は安心して子供を預けてロマンティックな夜を楽しみましょう。コスタネオロマンチカが日本発着を行っているのでチャンスですよ♪
MSCクルーズもMSCスプレンディダによる2019年の日本発着クルーズが決定しています。
エンターテイメント・スタッフと一緒にビュッフェレストランでディナーを食べるファンタイム・ディナーやティーン向けムービー・トリビア、
ダンスコンテストなど数々の楽しい趣向が用意されていますよ。
VRマシンによるゲームやボーリングも楽しめますし、あのシルク・ドゥ・ソレイユのオリジナルショーを親子で観覧するのもいい記念になりますよ!
ラグジュアリー客船ランキング!
【タイタニック号の時代を体感!】

「世界で一番有名な豪華客船」といえば、間違いなくこの船の名前がトップに挙がることでしょう。
それはクイーン・エリザベス。優雅で気品高く、船長から客室係まで全員が王室の人々に接すると同じ姿勢でサービスをしてくれるので
「さすがは女王船の名に恥じない」と満足の声が後を絶ちません。
伝統と歴史を重んじる船会社キュナード・ラインは古き良き時代そのままに船上生活を送らせてくれるのです。
エリザベス女王陛下も座ったというボックス席をしつらえたロイヤル・コート・シアターに映画「タイタニック」で描かれていたような格式あるレストランのディナーや、
高い天井にシャンデリアが輝くダンスホール・クイーンズルームではドレスの裾をひるがえしてダンスに興じる女性の姿など、タイムスリップしたような心持を味わえますよ。
また、午後にはこちらで英国ならではのアフタヌーン・ティータイムを楽しむことが出来ます。
サンドイッチ・スコーン・ケーキなどはウエイターが大きなトレイで席まで持ってきてくれるので、好きなものを好きなだけ選んで食べられるのも魅力ですね。


姉妹船であるクイーン・メリー2は15万トンの大きさで、洋上唯一のプラネタリウムや世界的に有名なキャニオンランチが運営するスパも備えています。
磨きぬかれた天然の木材がふんだんに使われ、落ち着いた雰囲気が魅力のクイーン・ヴィクトリアもいずれ劣らぬ素晴らしさ。
いつかはこのキュナード・ラインの3姉妹女王船を制覇してみたいものですね。
【きらめく豪華な雰囲気!】
まぶしいほどのきらめきを放つ豪華な船内というのも、外国客船の大きな魅力ですね。
まさにそれを体現しているのがMSCメラビリアです。MSCクルーズの4年ぶりの新造船は「驚嘆・不思議」という意味の名にふさわしいきらめきに満ちています。
曲線と鏡面を効果的に使い、メタリックな輝きを放つ柱や手すり。

階段には無数のスワロフスキー・クリスタルが埋め込まれ、一足ごとにまばゆい光を放ちます。
階段の向こうには全長96mのプロムナード「ガレリア・メラビリア」が伸びていて、天井にはLEDスクリーンによって様々な風景が映し出されます。
カジュアル船のランクでありながら豪華な雰囲気を味わえる、お得な船ともいえますね♪
MSCにはもう一隻、同じくカジュアル船でありながら船内が豪華で、さらにはカスタマイズ次第でラグジュアリーな経験ができる船があります。
それはMSCスプレンディダ。

「ファンタスティカ」エクスペリエンスというサービスランクを選択すれば、上層階に位置するキャビンを確約できたり、
24時間のルームサービス、各レストランでの食事時間を優先的に予約できるなどの特典があります。
さらに上の「アウレア」エクスペリエンスになると、アウレアスパでのサービス(男性も利用可)、
専用エリアでの飲食などのメリットもあるので、お好みに応じてランクアップされてみてはいかがでしょうか?
【気軽に贅沢してみたいならこの船!】

「豪華客船に乗ってみたいけど、もっと気軽に乗れる船がいい」とお望みの貴方におすすめなのが、アジアの豪華客船です。
2016年に誕生したドリームクルーズはラグジュアリー船のいいところとカジュアル船の気軽さを取り入れた、新しいタイプのプレミアム船です。
ゲンティン・ドリーム、そしてワールド・ドリームは15万トン超という大きさを生かして、5種類のウォータースライダーや海上に飛び出すジップラインなどのアクティビティを設置。
船内でも3層吹き抜けの空間を利用したステージではアクロバットショーなどが上演され、360℃から観る事ができるので迫力があります。
スパ施設も2種類あり、フットマッサージなどアジアならではの癒しを得ることが出来ます。
そしてなんと言っても食の豊富さがすごいんです!
35ヶ所ものレストランやバーがあり、高級中国料理や日本食&鉄板焼き、東南アジアの屋台料理から有名シェフのビストロなど多岐に渡る食の世界を楽しめます。
もちろんメインダイニングでも中国料理・アジア料理・インターナショナル料理を食べられて、就航エリアによって2階建てのフロアをうまく配分するので変化があって楽しいです。
ブッフェレストランでも多彩な料理が出て、インドの本格カレーも味わえます♪
客室は7割がバルコニー付きでゆったりした作りですが、パレスと呼ばれるスイート専用エリアの部屋もバルコニー客室と1万円ほどの差額で選べるので、お得にラグジュアリー感を味わうにはうってつけですよ。
この船でしか出来ない非日常体験!
【ウルトラ・ラグジュアリー船】
スイートルームのベッドは上質なものが使われるというのは当たり前ではありますが、ベッドのマットレスだけでなんと1千万円近くもする(!)クルーズ船をご存知でしょうか。
それが「究極の豪華客船」といわれるリージェント・セブンシーズのセブンシーズ・エクスプローラーです。
400㎡以上ある広さの部屋はグランドピアノまで置いてあり、バスルームの床は大理石で、24時間施術してもらえるプライベートスパまで付いています。
キングサイズのベッドはリネンも羽毛布団ももちろん最高級。
スペシャリティレストラン含む全レストランのディナーメニューを、このキャビンで楽しむことが可能なのです。
こんなにすごい豪華客船はさぞかしドレスコードも厳しいのではと思いきや、「エレガント・カジュアル」オンリー。
肩肘張らずに心地良くおしゃれを楽しめる雰囲気が、さすがは世界一のラグジュアリー船ですね。

「あまりにも美しすぎる船」という形容詞には、スタッフサービスの品質も含まれています。
あくまでも丁寧に、なおかつキビキビと臨機応変に対応してくれる極上のスタッフにフォローされる船上生活は、
ラグジュアリーを超えたウルトラ・ラグジュアリーな時間。
他の船では味わえない体験といえるでしょう。
【潜水艇で海の底へ!】
クルーズ客船は「海の上に浮かぶホテル」と言われますが、逆に海の底を体験できるクルーズ客船もあるのです!

それはドリーム・クルーズのゲンティン・ドリームに搭載されている「艦載潜水艇」です。
沖縄であるような、船の底が透明になってて海中の魚や珊瑚が見られるグラスボートどころではなく、なんと深さ最大200mも潜ることができるんです!
上部にある丸いハッチから出入りして、2名から最大4名まで乗船することが出来ます。
「危険はないの?」と心配される方もおいでかもしれませんが、自動操船支援システムが備わっているので深度や針路が自動制御で維持できるし、
艇長と一緒に船客がコントローラーを使って操船するなんてことも!
母船からもリモート操船が可能ですし、万一の場合は強制的に浮上させることもできますから安心ですね。
ちなみにこの潜水艇一艘の貸切料金は約40万円ですが、価値ある一生の記念になるかもしれませんね。
海の底の次は天高く登って行く体験はいかがでしょう。
ロイヤル・カリビアン・インターナショナルのクァンタム・オブ・ザ・シーズには海上90mの高さからの絶景が楽しめる宝石型展望カプセル「ノーススター」があります!

船の最上階にある大型クレーンのようなアームの先にあるのは180度見渡せるガラス張りのゴンドラ。
まるで空中散歩をしているような不思議な体験が出来ますよ。こちらはひとり20ドルになります♪
【日本の船旅の新しいかたち】
日本のクルーズ客船と言えば、長らく飛鳥Ⅱ、にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなすの3隻でしたが、2017年10月に「第4の日本船」が満を持して登場しました。
そして今や「これぞ日本の豪華客船第1位!」と称賛する声も挙がって来ています。
その船の名は「ガンツウ」。

尾道の方言でイシガニを表します。カニの味わい深さになぞらえたこの船の魅力を一言でいうならば「瀬戸内の海に浮かぶ名旅館」でしょう。

建築家・堀部安嗣が設計したこの船は木材を多用して、切妻の屋根、縁側、檜風呂など和風の高級旅館をそのまま海の上に持ってきたような作りになっています。

客室のタオルは最上級の海島綿を使ったふわふわの今治産特注品。
ピュアコットンのパジャマにガウン、浴衣と阿波のしじら織の帯、オリジナルの草履など地元の名産にこだわったアイテムもすべてが心地良いですね。
地元の海の幸にこだわった食も見逃せません。
その日に揚がった魚を船の上で直接漁師から受け取り、
原宿にある日本料理の名店「重しげよし」が監修したメインダイニングで刺身、炭焼き、煮つけ、唐揚げとリクエストに沿って最高の調理法にて提供してもらえます。
「淡路島 亙のぶ」監修による鮨や、奈良の「樫舎」監修の和菓子、淡路市の陶芸家、大前悟の井戸茶碗で頂く抹茶など、
すべてが日本の和の心、そして瀬戸内への愛が詰まったおもてなしに満ちているのです。
今までになかった日本の船旅の新しい形をぜひご体感ください。